2015年3月19日木曜日

清春/竜王駅

思いつきで山梨に行ってきました。

(ちなみに鈍行で片道3時間50分です)

目的は二つで、
一つ目は清春芸術村
二つ目は竜王駅
ま、どちらもANDO建築目当てなんですがね!
(結構、末期の忠雄タクなう)





清春芸術村/清春白樺美術館

白樺派同人による美術館構想を銀座、吉井画廊の吉井長三氏が私財を投じて1980年に開館。
旧清春小学校の跡地にある。
大正14年、同校の落成記念として児童たちにより植えられた30本のソメイヨシノは現在も残されており、天然記念物に指定されている。



















 美術館のほかにも、礼拝堂や貸し出しのアトリエ、図書館などがあります。
吉井長三さんって、日本画を初めて西洋に送り出した画廊なんですね






芸術村にある北杜市は10年くらい前に父が住んでいたので何度か行ったことがあったので、馴染みがある場所。景色も空気も最高なところ。




バスに揺られて山間を登ってくだって〜




また電車にのって竜王駅へ。











丹下さんの山梨文化会館にも行きたかったのだけれど、日が沈んでしまったので断念。。
清春の桜が咲いたらリベンジするです。


(行きの乗り換えで辛うじて取れた丹下さん)






2015年3月12日木曜日

’アートの島’と呼ばれる島に行ってきました

”直島”
直島製錬所の煙害により、禿げ山(高度成長期の負の遺産)となった島の南側半分をベネッセコーポレーションの福武氏が買い取り、1980年代後半から美術館・ホテル・キャンプ場の複合体「直島文化村」で行ってきたアート活動。
その後建築家の安藤忠雄氏もこの活動に加わり、直島島内の海岸や古民家や路地なども舞台となるようになり、もはや美術館内部に納まらない規模になってきたため、2004年「直島文化村」ほか島内のアート活動の総称を「ベネッセアートサイト直島」に改称した。






















安藤先生が、『建物(美術館)が緑に隠れたら完成だ。』と仰っていたように、
フェリーに乗って島におりると、目立ったものは何もないそこにはふつうの島での暮らしがありました。




二日目の朝一で、自転車を借りて山を登ってリーウーファンの個人美術館へ行ったときの写真が一番のお気に入りで。
左端で青色のブルゾンを着たおじいちゃんが木の手入れをしてる。
みんなで植えて育てた大事な木だもんね。
私もこの場所で1時間くらいぽーっとしてた。



アートと島の人たちが手を取り合ってつくりあげている、それでいてとてもシンプルな、すてきな島でした。